保健師が仕事を通して感じられるやりがい

地域の保健所や保健センターなどの施設で活躍する保健師には、この職業ならではのやりがいがたくさんあります。
中でも比較的多くの人が挙げるのが子供の成長です。
この職業は、管轄する地域に住んでいる人達が健康的な生活を送れるようにサポートをするのが主な役割になります。
いくつかあるサポート業務の中でも、特に重要となるのが新しく子供が生まれた家を訪問する新生児訪問です。
新生児訪問では、乳幼児や母親の健康状態に問題がないかなど細かくチェックをして、必要に応じてアドバイスを行います。
初めて子供を授かった保護者は育児について分からないことだらけで不安をたくさん抱えているため、心身共にケアをしなくてはいけません。
仕事を通して自身が子育てに携わり、子供の成長を目の当たりにできるのは大きなやりがいと言えます。
前述したように、保健師は人々の健康を支える裏方的立場です。
専門的な治療は医者の仕事ですが、病気や怪我は起こる前に予防に努めることが基本になります。
特に高齢者は若い世代に比べて病気などのリスクが高くなりすいので注意が必要です。
そのため、食事を始めとした生活習慣を見直していかなくてはいけません。
保健師は自分が身に付けた知識と経験を活かして最適な生活スタイルの提案することで、人の役に立てているという実感が得られます。
アドバイスに対して感謝の気持ちを伝えられることが仕事のモチベーションに繋がるという保健師も少なくありません。
このように保健師は仕事を通して多くのやりがいを感じられる仕事なのです。